あずま保小中校 保育園舎
山間部に位置する小中学校の敷地内に保育園舎を新設し、保小中一貫校へと再編するプロジェクト。
自然豊かな環境の中で、他者への思いやり、探求心、情緒の安定や想像力など豊かな情操を育むため、その核として、日常の動線となる「出会いの広場」と「ビオトープ」を、既存校舎と新園舎で囲み込むように配置しました。
これにより、異年齢の交流や自然への探求活動が特別なイベント時だけでなく、日々の風景の一部として促される空間を意図しています。
人材の流動化が激しい現代社会において、ここで過ごす15年という時間は、子どもたちにとって「人生で最も長く一つの場所に留まる期間」となるかもしれません。
その途方もない時間に相応しい建築のあり方を提示するとともに、ひいては「この町で子育てをしたい」と人々を惹きつけるような地域の原風景となることを目指しています。
